意思表示 宅建に独学合格する無料通信講座

スポンサードリンク

2012年07月18日

意思表示

権利関係の問題における基本的な知識である意思表示から確認。

意思表示とは、言葉の通りで契約に対する意思を表示することについての問題。

宅建の過去問においては、様々な意思表示のパターンを出題。以下のように分類される。

@詐欺
(相手をだまして契約をすること)

A脅迫
(相手を脅して契約すること)

B虚偽表示
(相手と一緒にウソの契約をすること)

C錯誤
(カン違いで契約すること)

D心理留保
(冗談で契約すること)

意思表示も含む、民法の問題で一番大事なことは、契約において一番かわいそうな人は誰で、誰が保護されるべきかということをよく確認しておくことである。

例外的に一番かわいそうな人が保護されないパターンもあるが、それも一緒に覚えておく。

Aの脅迫を例とするならば、脅迫されて契約をしたならば、脅迫された側の人間は無理やり契約をさせられたのだから、契約を取り消しして初めからなかったことにできる。つまり脅迫された人は一番かわいそうな人であり、保護されるべきということ。
また脅迫契約後に善意の第三者に土地等が転売されていたとしても、取り消しをすれば脅迫された人が保護されて、善意の第三者に対して対抗できるようになる。

以下、当事者間の契約についてと保護対象のまとめ

@詐欺
・契約取り消し可能(だまされて契約をしているから)
・善意の第三者に対しては対抗できない(だまされる側にも非があり、善意の第三者が保護される)

A脅迫
・契約取り消し可能(脅されて契約しているから)
・善意の第三者に対して対抗できる(脅された人が可哀相なので保護される)

B虚偽表示
・契約無効(ウソの契約であるから)
・善意の第三者に対して対抗できない(ウソをついているので、善意の第三者が保護される)

C錯誤
・契約無効(カン違いの契約なので本心ではないため)
・動機の錯誤の場合は相手が知ってないと主張できない
・表意者に重大な過失があった場合は無効を主張できない
・善意の第三者に対抗できる(カン違いによる契約なので、可哀相な本人が保護される)

D心理留保
・契約有効(ただし相手方が善意有過失または悪意ならば無効となる)
・冗談による契約であっても相手方が真に受けてしまったら有効となるため。
・相手が冗談であることを知っていれば契約に至らないので、そもそも無効である。


このほかにも、公序良俗に違反するような契約はそもそも無効である。

また契約においては、取り消しや無効の他に解除があるが、これは一度契約をしてから契約をなかったものにすることであり、一度契約に至るということは上記の@〜Dに該当することはないため、別個のものとして覚えると良い。

スポンサードリンク

【勉強(権利関係)の最新記事】
posted by seto at 17:17| 勉強(権利関係)