引渡し不可の場合の責任〜宅建通信講座〜 宅建に独学合格する無料通信講座

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2013年08月09日

引渡し不可の場合の責任〜宅建通信講座〜

本日は引渡しが不可能となった場合の責任についてまとめていきたいと思います。
契約後に建物が天災などの影響により無くなってしまったら、売り物がなくなってしまったのと一緒ですから、引渡しを行うことが不可能となってしまいます。

ここで問題となるのは、その不可能となった原因です。

売主側の責任において、たとえば火事を起こしてしまった、などというケースでは『故意または過失による滅失』という判断がされることとなり、買主側は契約解除して損害賠償の請求をすることができます。
これは契約後に起こった場合の話であり、契約後の建物消失というのは売主側による責任で債務不履行と判断されるためです。

これが契約前であれば、売り物がなくなってしまったと考えて契約は無効であり、損害賠償までは請求されません。

また消失したケースが売主側の故意や過失でない場合、たとえば落雷や地震、放火による滅失は、不可抗力であるため買主側が代金の全額を支払わなくてはならないということになっています。
もちろんこれは契約後の話です。
契約を済ませたということで、所有権を買主側が持っていると判断して責任を持つということです。売主側への減額請求などはできません。

ポイントとなるのは滅失したタイミングと原因です。

滅失のタイミングが契約前であればその契約は無効、契約後であればその契約は有効と判断されます。
そして契約後に滅失した場合、その原因が売主側によるものであるならば損害賠償など責任を追及され、逆に不可抗力によるものであるならば買主側が代金支払いなど責任を持つというように考えます。

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posted by seto at 12:00| 通信講座