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2012年07月25日

宅建独学2年目のお話

宅建の独学2年目のときの話です。

前年は宅建の勉強はPSPのゲームのみで本試験29点という何とも言い難い結果となったわけで、今年こそは負けられないというつもりで2年目を迎えました。
まぁその割には7月入るまで特に何もしてませんでしたが。

7月に入るとまず早々に去年の反省から、PSPの宅建のゲームだけでは足らん!俺には参考書が必要だ!と小学生でも気づくようなことを思い立ち、大型の書店へと出かけました。

思えばここがターニングポイント。
あの日あの場所で長時間かけて悩み、粘り、居座っていなかったら「とらの巻き」との出会いもありませんでした。

書店について宅建の参考書コーナーに行ったわたしは、とりあえず去年のうろ覚えな知識も生かしながら片っ端から参考書を読み漁りました。この中でわたしに最も合う参考書はどれなのかと。
教科ごとの単元名などから見ても、ほぼどの参考書でも分類は同じ。問題は内容の濃さや見やすさということなのですが、そんなものは買って使ってみなければ分かりません。
教科ごとに分けられているものは丁寧でしたけど、何冊も買うのは気が引ける。(去年のいかに安く教材を済ませるかということがこの年も頭にちょっと残ってた)

そんなとき40代くらいのオッサンが20代後半くらいの女性を連れて宅建コーナーのところに現れました。
それまで軽く30分以上居座って悩んでいたのですが、宅建コーナーのあたりにはその間誰もいなかったのです。
そこに颯爽と現れたオッサンは高らかに言いました。

「お〜!あったあった!とらの巻!コレ一冊だけあれば合格間違いないよ!」

自慢げにそう言うとオッサンは女性にとらの巻きを取って渡していました。
明らかに書店ではオーバーすぎる大声でしゃべっていたので女性は恥ずかしそうにしてましたが、そんなことは気にする様子もなく、オッサンは自分の体験談を語り続けます。

「俺もさ、去年宅建受けて合格したんだけど、参考書はもうコレだけで充分だ!コレで受かったんだ!それだけあれば絶対に合格できる!あと問題集はコレとコレとコレな!(LECの教科別過去問を取りながら)」

数多く存在するほかの宅建参考書など目もくれず、何の迷いもなく虎の巻と過去問を取ってカゴに入れていました。
自分の意見など聞きそうにないオッサンに若干引き気味の女性が控えめに「でも…」とか言ってると

「去年受かった俺が言うんだから間違いない!コレだけでいいんだ!…う〜ん、そうだな〜、でも権利関係のとこだけはちょっと説明不足だからそれだけは参考書買うか!」

コレだけでいいと言っていたのに、またまたLECの権利関係の参考書だけ取ってカゴに入れます。

「あ〜忘れるトコだった!あと9月に入ったら毎週日曜日はこの模擬試験集をやるんだぜ!コレでもうホントに完璧だ!合格おめでとう!」

進研ゼミもビックリの合格ストーリーで女性を圧倒しながら、オッサンは模擬試験集をカゴに入れると、もうこのコーナーに用はないとばかりに颯爽とレジへ向かっていきました。
遠くから宅建なんか1年で1発で取れるよ!とか言ってるのが聞こえてくる…。


なんだったんだあのオッサンは。


しかし、冷静になってみればネット以外の情報として実際の宅建合格者と思われる人の生の声ではあったわけだ。一考する価値はあるかもな。

そう思ってわたしは、さっきチラッと自分で見てたような気もする虎の巻を再度見返してみました。
参考書としてのボリュームもちょうどよく、内容も充実してる、ような気がする。ホントにいいのかも。

まてまてまてまて。どこの馬の骨とも分からんオッサンの話だぞ。間に受けるのか。


でもこの参考書はいいかもな。


今日始めて会った名も知らぬオッサン。会ったというかすれ違ったに過ぎないオッサン。そんなオッサンが垂れ流していった情報にすらすがりたいと思うほどわたしは迷っていました。

よし。


俺も男だ。


あのオッサンと心中する!(宅建的な意味で)


何度もとらの巻きを読み返すうちにコレで行こうと決めてしまったわたし。どうかしてるとしか言いようがありません。しかし決めてしまえば話は早い。さっきのオッサンの話を忠実に守りながらも、自分なりに工夫してやればよいのです。

参考書はとらの巻きでいいよな。過去問はPSPのゲームあるし。権利関係の参考書はどうのこうの言ってたけど、それは分からなかったらまた来て買おう。あとは試験慣れという意味も込めて模擬試験集は俺も買うか!

もうお分かりでしょうが、今まで独学勉強法とか偉そうに買いていた内容は、名も知らぬオッサンから盗み聞きした内容だったのだ!(どーん)

そして、オッサンの勉強法を忠実に守ったわたしは、この年見事に合格をしてみせるのであった。

posted by seto at 14:03| 体験談